DETAIL
TEIKOKU SEN-IよりリリースされておりますGTI TOTE(S)。
1907年より前身である「帝国製麻」から始まり、現在まで長い歴史を誇る「帝国繊維」が、
その名を冠したブランド「TEIKOKU SEN-I」をスタート。
こちらのトートバッグに使用されているGTIという生地は、
現在も陸上自衛隊の天幕(テント)に使用されているものを採用。
いわば日本版ミルスペック規格をクリアしたものを使用したトートバック。
こちらのサイズ:Sは、財布、携帯、鍵、ペットボトルなど、
身の回りの小物などを入れて持ち歩くにはちょうど良い容量。
G=業務用 T=天幕 I=improvement(改良型)の略称。
天幕とは、雨露をしのぐために野天に張る幕、すなわち「テント」のことを指します。
陸上自衛隊ではテントのことを現在も天幕と呼び、業務用テントに使用されています。
GTIは、特殊な加工技術が駆使された防水、防炎、防黴などの機能を備えられたハイスペックファブリック。
麻は通気性に優れた天然の機能繊維でもあり、
陸上自衛隊が活動する過酷な屋外環境に耐え、通気性によって屋内環境を快適に保って隊員を守ります。
縫製にも高度な技術が必要なため、実際に天幕を製造している工場で、
縫製糸、パーツなども天幕に使用している規格のものを使って作成してます。
また、デニムのように使い込んでいくうちに、
少しずつ色の褪色やアタリなどが現れていき、生地自体も柔らかく馴染んでいきます。この生地ならではの経年変化をお楽しみいただけます。
帝国繊維の歴史は、
明治期の著名な実業家、帝国繊維の創立者である安田善次郎翁は国内で自給自足可能な繊維資源となったリネンに着目し、国家規模の基幹産業に育てようと試みます。
氏の尽力によって、明治40年(1907)、帝国繊維の前身である帝国製麻が誕生すると、時代の要請を受けたリネン産業と帝国製麻は急速な発展を遂げていきます。
帝国製麻は戦前の陸軍、海軍の需要に応じて帆布、軍服等を生産し、消防ホース、郵便用郵袋、鉄道貨車の幌などを供給するほか、市民生活に必要な衣類や生活雑貨などの供給もおこなっていました。
宮中では当時も今も帝国繊維のリネン製品が晩餐会のテーブルに使用されています。
MATERIAL:RAMIE 50%、POLYESTER 50%
MADE IN JAPAN
SIZE:S 高さ:21cm / 幅:33cm / 奥行き:13cm /